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【初級編】カンタン!今日から実践できる子ども写真撮影術3選

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写真を撮り始めるきっかけは人それぞれだと思いますが、子どもの毎日の成長を記録するために、今まさにカメラを手にして写真の撮り方を学ぼうとしているパパも少なくないと思います。そして、せっかく撮るならば出来るだけ綺麗にエモく家族の想い出を残したいですよね。今回は、写真歴14年、パパ歴7年の私が、初心者で写真知識ゼロの方でもカンタンに実践できる子ども撮影術3つをご紹介します。初級編として、”カメラの設定を変更せずに”工夫一つで写真を激変させる方法をまとめていますので、ぜひ肩の力を抜いてお読みください。

− 目次 −

  • 子どもの目線に合わせて撮影する
  • あえて逆光で撮影する
  • 子どもに語りかけながら撮影する

子どもの目線に合わせて撮影する

子どもの自然な表情を残したい時に有効なのが、子どもの目線までカメラを下ろして撮影するスタイルです。この撮り方によって、頭でっかちな印象にならず、子どもの全身を自然なプロポーションで写すことができます。更には、子どもに対して角度をつけずにカメラを向けているので、表情をしっかり写すこともできます。

ただし、あえて親の目線から撮ったり、あえて子どもの目線より低いアングルから撮ることも、時には正解になり得るので、正しい撮り方が常に同じとは限りません、注意しましょう。これについては、応用編として追々ご紹介したいと思います。

あえて逆光で撮影する

逆光は写真撮影に向いていないと思われがちですが、実は逆光撮影こそ人物を印象的に撮るためのコツだったりします。太陽(光源)の方に向かって撮影することで、子どもの顔の明るさが一様になり表情をしっかり写すことができます。逆光以外のアングルで撮影すると、目元や鼻下など狙っていない箇所に影ができてしまうことがあるので、子どもの表情をはっきり残したい時には迷わず逆光で撮影することをおすすめします。

ただし、これについても、撮りたいイメージ次第では、あえてサイド光や順光で撮ることも時には正解になり得るので、慣れてきたら色々なアングルに挑戦してみてください。

子どもに語りかけながら撮影する

撮影に集中するあまり、つい無言でシャッターを切ってしまっていると、撮られている子どもは直ぐに飽きてしまい、結果としてイイ表情が引き出せません。そんな時は、撮影に関係のない話題を唐突に振ってみたりと工夫することで、子どもが撮られていることを忘れていそうなほど自然な表情が撮れたりします。コミュニケーションの取り方は何でもいいと思いますが、もしママが一緒にいればパパの後ろから子どもに声掛けしてもらうと素敵な表情が生まれるかもしれませんし、撮れた写真をその場で見せてあげると、子どもが喜んで撮影に応じてくれやすくなることもあります。いずれにせよ、親子で会話をしながらカメラを向けることで、是非ともパパだからこそ引き出せる表情を撮ってください。その試行錯誤をした記憶も含めて写真に記録されますので、いつかその写真を見返した時に、親子で当時のことを振り返りながら想い出話に花を咲かすのも素敵ですよね。

その他に気をつけたいポイント

  • レンズ汚れ対策:一眼カメラであってもスマホであっても、レンズが汚れているとせっかくの工夫も台無しですので、撮影前に大きな汚れはクリーニングしておきましょう。ただし、多少の汚れであればほとんど画質には影響しないので、あまり過度に気にする必要はありません。
  • 手ブレ対策:脇をしっかり締めて、手ブレをしないように安定した撮影を心がけましょう。夕景や夜景を背景にした子ども撮影などは、特にブレやすいシーンですので、出来るだけ脇を締め、壁や木あれば寄りかかり、机があれば肘をつくなど工夫をすることで手ブレは抑えやすくなります。もちろん、撮影設定を調整することで手ブレ対策することもできますが、今回は撮影設定をいじらない範囲での撮影術がテーマですので設定の仕方は割愛します。

おわりに

ここまで、パパが子どもの成長記録を出来るだけ綺麗に残すためのコツをまとめてきましたが、私が実体験として現在進行形で陥っている問題が一つあります。ズバリ、パパが写っている写真が全く残っていない問題です。別にパパが写っている写真はそこまで要らないんですが、誕生日などの節目には、家族で写っている写真も残しておきたいなと思っています。そういう時には、三脚などを活用してパパも意識して一緒に写真に収まることを強くおすすめします。数年経って見返した時に、思いのほか自分の写っている写真が少ないと、意外に少し寂しいものです。

また、たまにはパパもカメラ撮影のことを意識しないで済むように、撮影サービスを利用することもおすすめします。昨今、出張撮影サービスについても選択肢が増えてきているので一度検討してみるのはいかがでしょうか。首都圏であれば私も対応できますのでぜひご相談ください。

ABOUT ME
コムエスタTOKYO
コムエスタTOKYO
2児のパパ/写真家
平日はメーカー企業に勤め、週末はポートレートスナップの写真家として活動をしたりしています。

リモートワークが奨励されるようになり、家で過ごす時間が長くなったおかげで、子どもとのコミュニケーションも増え、子育てが楽しい盛りの二児のパパです。

「パパも一緒に楽しむスタイル」で親子で色々な経験をした証を残すために始めたライフログです。自然体で継続更新していきますので、世の中のパパ達の参考になったり、ワクワクに少しでも繋がればとても嬉しいです。
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